星の話


 アルゴルとミラを観測しよう (1999年10月)

 

 プラネタリウム秋の一般投映はもうご覧になりましたか。その中で、ペルセウス座のβ(ベータ)星・アルゴルとくじら座のο(オミクロン星)のミラの紹介があります。

  

 アルゴルは、普段は2等星ですが、約3日おきに3等まで暗くなる星。

 ミラは約100日で、2等から10等まで明るくなったり暗くなったりを繰り返す星です。どちらも、明るさを変える「変光星」で、肉眼でもその明るさの変化の様子を観測できます。今日3万5千個を越える変光星の中でも「超」有名な星です。

 ミラは、10月30日頃、明るさのピークを迎えます。

また、アルゴルが暗くなるピークは下の通りです。まわりにある明るさのわかっている星とくらべることによって、ある時刻の光度を観測することができます。

<<今年のアルゴル極小予報時刻>>

9/18  02:32
9/20  23:21
10/08 04:12
10/11 01:01
10/13 21:50
10/16 18:39
10/31 02:43
11/02 23:31
11/05 20:20
11/08 17:10
11/20 04:25
11/23 01:14
11/25 22:02
11/28 18:52
12/13 02:57
12/15 23:46

<変光星に関する資料>

→横浜こども科学館・「アルゴルのページ」 「変光星情報のページ」をみる
→変光星の観測のしかた(「変光星の部屋」をみる )

 

*10月1日より12月31日まで、「クリスマスにミラを見ようキャンペーン'99」 (主催 日本変光星研究会)が行われます。興味のある方は、こちらをご覧下さい。