この季節、空が暗くなるとすぐ、真南の星空をみてみましょう。
三つの星が斜めに仲良くならび、その周りを4つの星が取り囲んでいるような星の並びがあります。
冬の星座として有名なオリオン座です。オリオンの「三ツ星」の下に、たてに三つの星がこじんまりと並んでいるのが、「小三ツ星」。
小三ツ星の真ん中の星は、暗い星空では、ぼうっとかすんでいるように見えます。
M42・オリオン大星雲です。そのオリオン大星雲をパレットおおさきの30cm反射望遠鏡で撮影しました。
中心部に4つの星が寄り添っているのが「トラペジウム」。生まれたての星の赤ちゃんです。その周りには、鳥が羽を広げたような形の、見事なガスの星雲が広がります。
次回の星をみる会は3月18日(土) 18時30分からです。
18時40分からプラネタリウム特別投映,19時20分ごろから屋上広場及び屋上天文台で天体観望を行います。今見ごろとなっている土星やかに座のプレセペ星団を とともに、このM42も観望する予定です。どうぞ暖かい服装でおいで下さい。皆様のご来館をお待ちしています。