先月末から今月の始めにかけて話題となった巨大黒点(9393)は、太陽の自転によって反対側に回り込んでいましたが、再び地球側に姿を現しています。先日の天文ニュースでもお伝えしたとおり、活発な状態が続いています。9393は、21日の朝方にも、M2クラスのフレアを発生させています。
パレットおおさきでは、太陽観測フィルターを装着した屋上天文台の10cm望遠鏡で太陽活動を監視中です。体験展示室の太陽モニターでリアルタイムの太陽像をご覧になれますので、皆様どうぞお越し下さい。曇天時など太陽に望遠鏡が向けられないときは、パレットおおさきで撮影した4月10日の大規模フレアのビデオ映像をご覧になれます。