施設概要

大崎生涯学習センター基本方針

「夢づくり」 星空や宇宙,大崎地域の自然や歴史・文化に触れて,明るく豊かな心と大きな夢を育む

「人づくり」 世代や地域を越えた交流と学び合いを通して,明日の大崎地域を担う人材を育てる

「地域づくり」地域住民が主体となった活動を通して,地域の絆で結ばれた明日の大崎地域をつくる

 以上の3点を重点に掲げ,大崎地域の住民の生涯学習の充実に努める。


教育長あいさつ

 大崎生涯学習センター(愛称「パレットおおさき」)の運営につきまして,日頃より関係各位の格別なる御理解と御協力を賜り厚く御礼を申し上げます。
 当センターは,平成10年の開館以来掲げる「夢づくり」・「人づくり」・「地域づくり」の三つの基本方針の下に,大崎圏域の生涯学習推進に取り組んできました。コロナ禍以降,世代や地域を越えた交流と学び合いの場が活発化しているとともに,特に若い世代のボランティア育成が進んでおります。
 その一方で,建物や設備の経年劣化に伴い,施設の維持経費が増大している現状が見られます。昨今の燃料費や物価の上昇に対応するとともに,今後の多目的ホールの舞台・照明設備等の更新事業の実施に向け,自主財源をいかに確保するかが課題となっております。そのため,施設の維持に係るコスト算定と適正な受益者負担の考え方を踏まえた施設使用料の見直しについて取り組んでおり,令和8年4月を目途に料金改定の検討を進めてまいります。
 大崎ふるさとづくり基金の果実を活用してバス運行を支援する「プラネタリウム学習支援事業」については,令和6年度は,大崎圏域内の小学校37校中32校が利用しており,自前の交通手段で来館した5校を合わせると,全ての小学校にプラネタリウムを利用していただいたことになります。この支援事業は,プラネタリウムの利活用を高める上で大きな効果が認められることから,今年度も継続して実施してまいります。
 令和7年度は,新たに家庭におけるごみの分別や資源の有効活用への関心を高めるため,生涯学習とリサイクル推進がタッグを組んで環境教育に取り組んでまいります。4月の「小さなこどものまち」や8月に開催する「パレット夏まつり」で,ごみの分別などをクイズ形式で学ぶワークショップ,リサイクルについて展示解説するブースの設置等を企画しております。
 今後も,大崎圏域の生涯学習拠点として,地域に根差した運営と地域の活性化に努めますので,皆様のより一層の御理解と御協力をお願い申し上げます。

令和7年5月

大崎地域広域行政事務組合教育委員会
教 育 長 熊 野 充 利


大崎生涯学習センター施設概要

所  在  地  : 宮城県大崎市古川穂波三丁目4番20号
敷 地 面 積  : 17,659.00㎡
建 築 面 積  : 3,531.70㎡
延 べ 面 積  : 4,174.68㎡
構 造 階 数  : 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 一部二階建
プラネタリウム  : ドーム径18m傾斜型 客席158席
多 目 的 ホール  : 客席336席(可動椅子) 控室2室
視 聴 覚 施 設  : メディア研修室 視聴覚室 スタジオ 教材開発室
会 議 室 等  : 研修室2室 伝統文化室(和室) みんなの部屋
そ  の  他  : 天体ドーム(ドーム径4m) 事務室 カフェテリア
           駐車場(190台駐車可能)